高い子宮頸がん予防効果が期待されるヒトパピローマウイルス(以下HPV)ワクチンは、12歳(小学6年相当)から16歳(高校1年相当)の女子を対象に定期接種が行われています。
15歳以上の女性は、HPVワクチンを合計3回接種する必要があります。標準的な接種スケジュールでは完了までに約6か月かかるため、年度内に公費による3回接種を完了するためには、遅くとも本年9月末までに1回目を接種することが必要です。ただし、標準的なスケジュールでの接種ができない場合は、最短4カ月で接種完了することが可能です。その場合は、遅くとも本年11月までに1回目を接種する必要があります。
特に高校1年生相当の方は、無理なく余裕を持って接種できる計画的なスケジュールを組んでいただくようにお願いします。こちらのリーフレットもご参照ください。
HPVワクチンの接種を迷われている方の相談も受け付けておりますので、当院まで気軽に受診してください。