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HPVワクチン

子宮頚がんは、多くの場合ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発生すると考えられています。このウイルスは、女性の多くが一生に一度感染すると言われているウイルスです。感染してもほとんどの人は自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。HPVワクチンは、このような感染を防ぐことで子宮頚がんにならないための手段です。
現在、日本で認可されているのは、HPVの2種類の型を予防する2価ワクチン「サーバリックス」と4価ワクチン「ガーダシル」に加えて、2021年2月からは9種類の型を予防する9価ワクチン「シルガード9」も接種することができます。
当院では、HPVワクチン接種に関する説明、同意をしていただいたうえで、「ガーダシル」
あるいは「シルガード9」の接種を行っております。両者とも、間隔をあけて合計3回の接種を行います(標準的には1回目の接種後、2か月後と6か月後に接種)。

ガーダシル

子宮頸がんの主な原因となるHPV16・18型および尖形コンジローマの原因となる HPV6・11型の4つの型に対する4価ワクチンです。このワクチンを接種することで、子宮頚がんの50-70%を予防できると言われています。
9歳以上であれば接種することができますが、小学校6年~高校1年相当の女子が定期接種(無料)の対象となっています。対象者以外の方の接種費用は1回16,500円(税込)です。

シルガード9

ガーダシルで予防できるHPVの4つの型に加え、HPV31・33・45・52・58型をターゲットとした9価ワクチンです。このワクチンを接種することで、子宮頚がんの約90%を予防できると言われています。
9歳以上であれば接種できますが、小学校6年~高校1年相当の女子が定期接種(無料)の対象となっています。また2025年3月末までは16歳から27歳の女性がキャッチアップ接種として、公費(無料)で接種が受けられます。対象者以外の方の接種費用は1回27,500円(税込)です。
※ 未成年の接種希望の方は、保護者の方の同伴が必要です。
※ HPVワクチンだけでは子宮頸がんを100%予防することはできないので、20歳になったら子宮がん検診を受けることも大切です。
※ 経過観察のため接種後30分は院内で待機していただきますので、お時間にゆとりをもってお越しください。
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